座標系
位相群G が何らかの構造を持ったM に作用していて、
-M はG から復元できる
-M の同型類はG の同型類に+α したものとbijection
-G のM 作用から+α の部分は復元できる
-
-
-
という条件が満たされていると、
+α の部分をG に格納された座標系の情報と思うことが出来る。
+
局所体の絶対Galois群の+α の情報
[LocField]において、
局所体の同型類と絶対Galois群の+α の情報として、
上付き分岐群によるfiltration
が挙げられている。
局所体の同型類と絶対Galois群の+
上付き分岐群によるfiltration
が挙げられている。
[AbsTopIII]のIntroductionでの例
[AbsTopIII]の§I3では、位相群G として局所体k の絶対Galois群をとり、
その”rigidification”の例として、
G のΠ という双曲的曲線の副有限基本群への外作用
が挙げられている。
その”rigidification”の例として、
が挙げられている。
[AbsTopIII]の§I4では、
Π→G という基本群の全射を取り、
M として、k× を取っていた。
そこで、座標系をスカラー毎に分解することに対応する操作、
を例示していた。
そこで、座標系をスカラー毎に分解することに対応する操作、
を例示していた。
局所体、複素数体での座標系に対応するもの
局所類体論により絶対Galois群のアーベル化はk× で記述される。
それをcompactな部分群とnon-compactな部分群に分離することで、
座標系の分離も行われたものと思える。
分離された座標系のそれぞれの”rigidification”を行うことで、
2次元実解析的な座標系における複素構造の導入、
の類似を行うことが出来る。
それをcompactな部分群とnon-compactな部分群に分離することで、
座標系の分離も行われたものと思える。
分離された座標系のそれぞれの”rigidification”を行うことで、
2次元実解析的な座標系における複素構造の導入、
の類似を行うことが出来る。
Grothendieck予想
まず接バンドル空間を定義する必要がある。
数論的基本群
代数曲線の基本群に関するGrothendieck予想
に、Grothendieck予想に関する基本方針の説明がある。
座標系とGrothendieck予想の関係は、
圏論から見た位相空間・正則構造
圏論から見たリーマン面の変形
p進Teichmüller理論の紹介
にあるように、圏論的に構造を定義しなおして、
群構造の同型を空間構造の同型と同値、
という形で定式化している。
圏論から見た位相空間・正則構造
圏論から見たリーマン面の変形
p進Teichmüller理論の紹介
にあるように、圏論的に構造を定義しなおして、
群構造の同型を空間構造の同型と同値、
という形で定式化している。
anabelioid
空間構造を圏の言葉で言い直そうとすると、
- 必ずしも代数的に定義できる対象だけにかぎらずに空間構造を抽象化したい
- stable curveのように複数の連結成分を持つ場合に対応したい
という要望が出る。
- 必ずしも代数的に定義できる対象だけにかぎらずに空間構造を抽象化したい
- stable curveのように複数の連結成分を持つ場合に対応したい
という要望が出る。
chains of elementary operations
空間構造に対して、
- finite etale coveringを取る
- finite etale quotientを取る
- cuspを除く
- stacky pointをcoarsifyする
という操作があるが、
Grothendieck予想の成立が伝搬する操作は何か?
という問題が生じる。
- finite etale coveringを取る
- finite etale quotientを取る
- cuspを除く
- stacky pointをcoarsifyする
という操作があるが、
Grothendieck予想の成立が伝搬する操作は何か?
という問題が生じる。
文献
- LocField A Version of the Grothendieck Conjecture for p-adic Local Fields
- AbsTopIII Topics in Absolute Anabelian Geometry III
- pOrd A Theory of Ordinary p-adic Curves
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