2016年3月8日火曜日

local shtukas

疑問

標数pの局所体と標数0の局所体上で、 
tiltingにより話が平行して進むのはどこまでなのだろうか? 
shtuka with no paw, one pawについて、 
Hodge構造の情報はtiltingにより移行できるのだろうか?
[SW]では、p-divisible groupの性質について、 
divided powers、Artin-Hasse exponentialの性質を用いている。 
(ただし、finite locally free group schemeの議論は主ではなくなっているらしい。) 
perfectoidに関する部分で特徴的なことは、 
2次元のringをadicに見ることによって、 
Robba ringやperiod ringを自然に導入することが出来る、 
という点。
[W]において、等標数の場合もuniversal coverに対応するformal vector spaceが定義されている。

標数pの体上のfinite locally free group scheme

[GH]10. A·divided powers、 
[GL]5.1において、等標数の場合のdivided powersが定義されている。
混標数においては、pが0もしくはnilpotentであることを救済するために、 
exponentialの各項xnn|がdivided powerに対応していたが、 
等標数においては、ζが0もしくはnilpotentであることを救済するために xqnζnがdivided powerに対応する。([ARGOS12]Def9)
等標数においては、有限体の位数がp冪の場合もあるため、Fqの作用について、 
Strict-Fq-moduleの概念が必要になる。これは、cotangent complexを用いて特徴づけられる。([ARGOS12]1.2)
標数pにおいては、additive groupはp倍すると0になる。 
従って、FV=VF=pの式において、V=0となる場合に注目する必要がある。 
これは、[ARGOS12]Th3にあるように、比較的容易に特徴づけが出来る。

naive cotangent complex

[Messing]においては、
  • 標数p上(p=0)での議論
  • pがnilpotentな環上での議論
を行っている。 
[HS]においては、
  • ζ=0のbase上での議論
  • ζがnilpotentなbase上での議論
を行っている。 
0からnilpotentに持ち上げる際のliftingを見るために、 
cotangent complexの概念が必要になる。

local Shtukas

[K]のPartIにおいて、Kisinの結果との関係が詳細に記述されている。
Written with StackEdit.

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

学会来ますか? 
たぶん来ませんよね。

http://mathsoc.jp/meeting/tsukuba16mar/

aka さんのコメント...

多分いかないと思います。
3連休なので新宿でのんびりしていると思います。