Artin-Hasse Exponential
Carlitz Exponential
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8. The Carlitz Exponentialに、標数pにおける指数関数について、記載がある。
複素数体上では、双曲線関数あるいは三角関数は、その周期性から無限積展開を持つ。
同様のことを標数pの体上で構成しようとすると、$2 \pi i$ に相当する周期となる(超越)数、が必要になる。
これは、(8.3)で定義される。
指数写像については、Def8.1でTaylor展開の形で定義され、
Th8.3で無限積展開を持つことが示されている。
また、指数関数の逆関数としての対数関数も定義される。
指数関数および対数関数の係数の付値は、divided powerの定義可能性において重要な意味を持っていた。
Carlitz exponentialにおいても、その係数の評価を行うことが、
Th8.10にある。
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8. The Carlitz Exponentialに、標数pにおける指数関数について、記載がある。
複素数体上では、双曲線関数あるいは三角関数は、その周期性から無限積展開を持つ。
同様のことを標数pの体上で構成しようとすると、$2 \pi i$ に相当する周期となる(超越)数、が必要になる。
これは、(8.3)で定義される。
指数写像については、Def8.1でTaylor展開の形で定義され、
Th8.3で無限積展開を持つことが示されている。
また、指数関数の逆関数としての対数関数も定義される。
指数関数および対数関数の係数の付値は、divided powerの定義可能性において重要な意味を持っていた。
Carlitz exponentialにおいても、その係数の評価を行うことが、
Th8.10にある。
divided power
- [crys]enter link description here
- [dga]DIVIDED POWER ALGEBRA
divided power structureは、special fiberと整構造を結びつけるために、
無限小近傍で積分を行うことを可能にするための構造である。
- divided power ring([dga] Def3.1)
- divided power polynomial algebra([dga]5)
- universal divided power algebra([dga]lem5.3)
実際にdivided power ring$(A,I,\gamma)$が与えられた時に、
環の射$A\rightarrow B$、BのイデアルJ、$IB\subset J$と整合するdivided power algebraでuniversalなものをdivided power envelope$D_{B,\gamma}(J)$と呼ぶ。([crys]Def2.2)
- [crys]enter link description here
- [dga]DIVIDED POWER ALGEBRA
divided power structureは、special fiberと整構造を結びつけるために、
無限小近傍で積分を行うことを可能にするための構造である。
無限小近傍で積分を行うことを可能にするための構造である。
- divided power ring([dga] Def3.1)
- divided power polynomial algebra([dga]5)
- universal divided power algebra([dga]lem5.3)
実際にdivided power ring$(A,I,\gamma)$が与えられた時に、
環の射$A\rightarrow B$、BのイデアルJ、$IB\subset J$と整合するdivided power algebraでuniversalなものをdivided power envelope$D_{B,\gamma}(J)$と呼ぶ。([crys]Def2.2)
torsions
- [Bhatt] TORSION IN THE CRYSTALLINE COHOMOLOGY OF SINGULAR VARIETIES
- [BO83] F-isocrystals and de Rham cohomology. I
divided power envelopeにおいては、torsionが現れることがある。
これは、[BO83]Appendix A or [crys]Ex22.1のように、かなり自然な設定で現れる。
($\tau = \gamma_{p}(X^2)\gamma_{p}(Y^2) - \gamma_{p}(XY)^2$の形は、形式的には分散行列に似ている。特異部分多様体のtorsionに対して、モーメント的な解釈が付けられると面白そうだが。。。)
- [Bhatt] TORSION IN THE CRYSTALLINE COHOMOLOGY OF SINGULAR VARIETIES
- [BO83] F-isocrystals and de Rham cohomology. I
divided power envelopeにおいては、torsionが現れることがある。
これは、[BO83]Appendix A or [crys]Ex22.1のように、かなり自然な設定で現れる。
($\tau = \gamma_{p}(X^2)\gamma_{p}(Y^2) - \gamma_{p}(XY)^2$の形は、形式的には分散行列に似ている。特異部分多様体のtorsionに対して、モーメント的な解釈が付けられると面白そうだが。。。)
これは、[BO83]Appendix A or [crys]Ex22.1のように、かなり自然な設定で現れる。
($\tau = \gamma_{p}(X^2)\gamma_{p}(Y^2) - \gamma_{p}(XY)^2$の形は、形式的には分散行列に似ている。特異部分多様体のtorsionに対して、モーメント的な解釈が付けられると面白そうだが。。。)
標数pにおけるdivided power
標数pにおけるdivided powerとして、
- Grothendieck - Bertelot divided power
- Honda-Hopkins divided power
の2種類が導入されている。
5.4 Comparaison avec la construction de Messing
でexp,logを定義している。
Written with StackEdit.
標数pにおけるdivided powerとして、
- Grothendieck - Bertelot divided power
- Honda-Hopkins divided power
の2種類が導入されている。
5.4 Comparaison avec la construction de Messing
でexp,logを定義している。
でexp,logを定義している。
Written with StackEdit.
2 件のコメント:
Info: 立教大学主催 Maxim Kontsevich 教授講演会
「Exponential integral in finite and infinite dimensions」
http://www.rikkyo.ac.jp/events/2016/04/17389/
情報ありがとうございます。
とても興味深いタイトルですが、
水曜日なので、行けないと思います。
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