* Segal-Wilsonから
- Scaling operator on H
R_{λ}f(z)=f(z/λ) λ∈C-{0}
-- λ->0とした極限は、z^iの形の式で生成される空間になる。
-- Prop2.8 R_{λ}Wはreal analytic loopからなる空間。
- τ関数の定義とdeterminant bundle
-- Prop3.3 (3.5) 具体的にτ関数を行列式で表す式
-- m-solitonに対応するτ関数の計算
2つの射影直線を2重点で貼り合わせている特異有理曲線をみている。
- 擬微分作用素による固有関数の表示
-- Prop4.7 Lψ=z^nψをformal Baker functionとして表す。
- Baker関数ψ_{W}(g,z)
- formal Poincare bundleにおけるτ関数の値
-- lem5.15
(z,ζ)において、δ関数と定数関数を入れ替える操作を行うのがq_{ζ}(z)
すなわち、Fourier向井変換を行っている、とみなせる。
- Krichever map
-- Prop6.2 (X,L,x∞,z,φ)とWとの対応
-- Remark6.7 n=2の場合 Xは超楕円曲線でx∞はWeierstrass pointになる。
- Burchnall-Chaundy
-- Prop6.11 [P,L]=0ならF∈C[ξ,η]が存在し、F(P,L)=0
L,Pの同時固有関数について、固有値はほとんどFの定める曲線上にある。
さらにL,Pのformal Baker functionを用いて同時固有関数を表現できる。
- Plucker座標とSchur関数
-- Prop8.2 H_{S}に対応するτ関数はSchur関数を用いて表現できる
-- Prop8.3 transversalなWのτ関数はPlucker座標とSchur関数を用いて表現できる
7 件のコメント:
今日は秋の学会の初日。aka氏を探してみたが、いませんでした。
この「復習」シリーズの内容はスゴく面白そうなんですが、分量もおおいし、レベルも高すぎて、ついていけません。すごい勉強量ですね。参考文献は本当に呼んだのか?(笑)
この話題でサーベイか本を書いてよ。あんた以外に、いまの日本で全体像を把握している人は多分いない。「サルでもわかる◯◯」みたいなの。きっと、すごく受けると思います。
>今日は秋の学会の初日。aka氏を探してみたが、いませんでした。
サラリーマンは可算個の例外を除いて平日は会社勤務です。
>参考文献は本当に呼んだのか?
愚問です。
全部読める訳ないでしょ。
>この話題でサーベイか本を書いてよ。
B.Simonの本が出るじゃないですか。
多分、佐藤グラスマン以外は全部書かれていると思います。
佐藤グラスマンは小谷さんの予稿集にある以上のことは、
今のところ解っていないです。
猿でもわかるマンフォードシステム、
猿でもわかる幾何学的無限リーマン面、
なんてあったら私が読みたいです。
>小谷さんの予稿集
これはどこかで見つかるでしょうか?それとも、会場限定販売かな?
>これはどこかで見つかるでしょうか?それとも、会場限定販売かな?
1: サマースクール会場
2: 著者にメール
3: 世話人にメール
の選択肢があると思います。
私はスキャナもないのと、コピーも憚られるので、
できるのは、内容のまとめを書くことくらいです。
http://www.pdmi.ras.ru/EIMI/2010/st/slides/Kotani.pdf
基本的にこのスライドの内容。
n-ソリトンの場合のswの論文のタウ関数の計算が、
詳細に記述されている点が異なるくらい。
>この話題でサーベイか本を書いてよ
最近出た、リーマン面上のハーディ族、
x章に有限帯の場合と、さらにカントール集合などを含む場合のSodinの定理の説明があります。
コメントを投稿