2015年10月20日火曜日

サマースクール復習(2015) その6


Loop群上の直線束

[Segal]にまとまっている内容
  • Loop群には、良い表現論がある
  • Loop群は偏極付きHilbert空間に対する作用素と見なせる
  • Gの表現Vに対してH=L2(S1,V)LGの作用を与えることが出来る
  • 無限次元の作用なので、位相が問題になる
  • i:LGGLres(H)が定まる([Segal]Prop3.2)
  • Hの偏極を一つ決めて、Segal-Wilson Grassmann多様体Gr(H)を定義できる
  • Gr(H)には、stratification、cell decompositionがある
  • Gr(H)には、Plucher embeddingがある
  • Gr(H)には、determinant line bundle、Detが定義できる
  • Gr(H)の構成は、rational,real analytic,smoothといった(圏の)制限と可換
  • 推移的作用を持つUresから、Gr(H)にはKahler計量が自然に定まり、Plucker embeddingと整合的
  • Gr(H)をsmoothに制限すると、エネルギー関数がS1の無限小回転から誘導されるHamiltonian関数として定まる
  • Gr(H)を状態空間とみなすと、状態Wに対して、Plucker embeddingはWの量子状態を与え、エネルギー関数は、量子状態ΩWにおける無限小回転作用素の期待値とみなすことが出来る
  • エネルギー関数のgradient flowによるMorse decompositonは上記のstratification,cell decompostionと整合的
  • X=LG/Gが定義できる([Segal] 2.1)
  • Xはbase loop spaceとみなせ、複素構造を持ち、Grassmann実現が存在する i:XGr(H)
  • Y=LG/Tが定義できる
  • LGのpositive energy表現について、Borel-Weilの定理の拡張が成り立つ([Segal] Prop4.2)
A Fock Sheaf For Givental Quantization 
Q:Loop groupの量子化に関する議論をGivental Quantizationの観点から説明してみること