2014年2月19日水曜日

Fedosov量子化


PD-thickeningは、 
標数pの体上の対象を、標数0に持ち上げて、 
その持ち上げによらない対象を得るために使用される場合がある。 
その例が、p-divisible groupの場合のDieudonne crystalだった。 
特に、楕円曲線の場合は、 
でてくるのは、普遍拡大であり、 
Hodge-Arakelov理論では、 
さらに、直線束まで組にして、 
crystalとなることを示していた。
一方で、持ち上げの自己同型群を用いて、 
Harish-Chandra pairsを用いて局所化の議論により、 
持ち上げによらない対象を得る場合もある。 
その例は、formal geometryを用いた、 
algebraic varietyの上のFedosov quantizationの構成がある。
deformation quantizationをthickeningの話に持ち込もうとすると、 
NC-thicheningの概念が適用できそうだ。

Fedosov量子化

シンプレクティック多様体上において、 
Cのレベルでは、Weyl代数束の大域切断を構成して、 
Weyl代数の積を利用して量子化を行うことが出来る。(幾何学の量子化(前田、佐古)4.3)
Fedosov quantization in algebraic context 
では、代数多様体の場合に、formal geometryの概念を用いて、 
構成ができることを示している。(記号が(g, K)と逆なのでちょっとわかりにくい。)
Fedosov quantization in positive characteristic 
では、標数pの体上でFedosov quantizationを行っている。 
Leipniz ruleからPoisson構造に対して可換な元が増えるので、 
その制御を行う必要がある。

7 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

投稿しようと思ったら、新しいスレがもうできていました。

宇宙際とかにでてくる、YS Go! という人がいるんですが、なんか検証してるらしいんです。 どんなキャラで、どんな仕事してるんでしょうか。所属も企業みたいだし、、、、

http://uni.2ch.net/test/read.cgi/math/1384590850/

aka さんのコメント...

>どんなキャラで、どんな仕事してるんでしょうか。

それは私よりも匿名さんのほうが知りやすいのでは?
私にはわからないです。

http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/IUTeich%20Kenshou%20Houkoku%202013-12.pdf
をみると、すごく精力的に検証をされているようです。

匿名 さんのコメント...

これは失礼。数論に異常に詳しいあなたなら、、、、と思ったのですが。

ところで、あなたの飲み仲間のI氏が、結婚したそうですね。

aka さんのコメント...

>ところで、あなたの飲み仲間のI氏が、結婚したそうですね。

そうなんです。
今週土曜日も定例の食事会があったのですが、
彼はすっかり良い夫になってしまいました。

あぁ、羨ましい。

匿名 さんのコメント...


info: この人、昨日の「わらってこらえて」に天才数学者として出てたんだけど、見た?



Summer School 数理物理 2014
題目: トポロジカル相の数理

http://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~yasuyuki/mp2014.htm

aka さんのコメント...

>見た?
引っ越した際にテレビをつけていないので、
物理的に見れません。

もはや、アナログ仕様のテレビがただの場所取りにしか見えない。

aka さんのコメント...

>Summer School 数理物理 2014
>題目: トポロジカル相の数理

情報有り難うございました、
登録しました。