2016年12月6日火曜日

サマースクール復習(2016) その6

quadratic hamiltonianの量子化

Definition 4.47 ( [61]). Givental’s propagator

[M]では、

  • の具体的な座標による表記(zの指数の符号–+,-+-,++の組み合わせで留数を展開)
  • 内積に対するself-adjointを満たす式

    の変形を記述する、
    (Givental’s propagator,Givental’s R-matrix)を用いた、

    (Th1)の導出

が説明されている。
[G]では、

  • 2次のHamiltonianの量子化
  • Gromov-Witten invariantsのgravitational descendentsとancestorsの関係式(Th5.1)
  • genus 0 descendent potentialのreconstruction(Cor5.4)

と、[M]の式の適用先の説明がされている。ただし、細かな完備化、収束などの正当化については省かれている。
これらの概念の詳細な記述、Frobenius多様体、幾何学的量子化によるreconstruction theoremの解釈は[CI]に詳しい。

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